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自​選​曲​集​-​23​/​NAKAMURA Muku tentative best album

by NAKAMURA Muku

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1.
皆で僕を無視する 見えないところで嘲笑う 誰か僕を助けて 叫んでも声は届かない たまに【ゲボクという仇名】で 裏に呼び出されると決まって 僕は人間様の奴隷だと教えられた 全て諦めたら楽になれるのかな 「嫌だ」と言えない僕を 震える指で綴った遺書に並んだ言葉は 僕が生きるためじゃなく 死ぬために学んだ言葉 嘲笑うアイツ 無視する大人 皆ありがとう 涙で滲んだ階段を登る 「絶望なんて希望がある奴の言葉さ」 笑う膝が言った それでも踏み出さなければ明日は変わらない 踊り場のドアよ、どうか僕の心を折らないで 自由は落下の中 自由は加速度の中 「戻るなら今」と言うけど僕がどこに戻れるんだろう? 夕暮れの先へゆっくりと進んだ 古びたフェンスよ、どうか僕の体を止めないで 手に着いた赤サビが最後に手に入れたものだった 飛ばなきゃ 僕は飛ばなきゃ せめて遠くまで そして風が吹き抜ける ごめんなさい 僕は僕に「さようなら」します
2.
どうして どうして汚れるの 白濁の海を泳いで 太陽さえも殺して真っ赤な檻の中 私だけを見て 濁流の中で一人 煩くて寝付けないから  月の光で身体を消毒するの 開く傷口が嘲る でもこの身体があの女と同じ血液で満たされてるだなんて 死んでしまいたい 交換したい 煌めく街灯 スポットライトの下  魅せつける指 物語る棘 抱いて 置いて行かないで どれだけ全てを投げ出して 擦り減らして愛したって 明日になれば私を忘れるのでしょう? 影は答えない  乱れる足元 スノーホワイトの中  締め付ける首 遠ざかる声 待って おいて行かないで どうして どうして 汚れるの 白濁の海を泳いで こんな私を好きになってくれるかしら それともまた棄てるのかしら   愛して愛して愛して欲しい 嘘でもいい 優しくして 私が此処にちゃんと存在すること 確かめさせて 貴方の胸で
3.
「居場所が無いの」 と泣いた貴方の睫毛が夕日に輝いていた 口癖はいつも「死にたい」 そして「殺したい」 偶に「消えたい」 見えないところに増えていく痣 蝕む精神 切り取り線に刃を沿えて 離れたら継いであげるから 赤い糸が僕等の命 間違いだらけで息苦しい 不幸な世界なんていらない だから壊すのさ 貴方以外全て 貴方を泣かせるもの 貴方を傷付けるもの 全てを消してしまうから 弱い声は届かない 潰しちまえこんなPTA 鮮血のミラーボール回る 結びが萎れて枯れてきた頃 あの男と出会った 夢を騙るだけじゃ守れはしない 歪な顔で笑った ガムテープと鈍器くらいで 悩みなんか潰せるもんさ 守りたい人がいるんだろう? 動けよ花が枯れる前に 見えた後悔を拾うのか? 力ならここに 後は動くだけさ 忍び込む今日はパーティナイト ドレスコードは黒で 窓ガラス叩き割って 壁の花気取らないで 篠突く雨のBGM 踊りましょう赤い靴で 貴方を泣かせるもの 貴方を傷付けるもの 全てを消してしまうから 生きる価値なんて無い 止めちまえこんなBPM 鮮血のミラーボール回る 悪いのは何だ?学校か? 社会か?それとも国か? 全てに火を点けてやるさ 悪いのは誰だ?先生か? 両親か?大人たちか? 答えなよ 消してあげるから
4.
タワーの影が立ち マザーの声を聞け 賛美惨憺と 頭脳室で シャワーを噴き上げて シュガーの海に臥す 甘美ミュータント 頭脳室で 全を知る君に問う「何故に?」 ホラーな演出で ウィナーが高笑い 万事万端と 頭脳室で メジャーの夢を見た ケラーへ夢を見た 簡易ユーキャンと 頭脳室で ドアを蹴り闇を知る   グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス 全を知る君に問う「何故に?」 ツアーは予定通り レジャーを避けて通り 汝ヒューマンと 頭脳室で エラーをものともせず ブザーは心のまま 諫死淡々と 頭脳室で ドアを蹴り闇を知る グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス グノーシス
5.
涙よりも冷たく部屋中を濡らす雨 「愛して」の声も洗い流されて 夢寐にしか覚えない朧気な私を 匿えるだけの傘をください 駅に急ぐ人から弾かれて 路上に座り込み夢を見ている私を ただ救えるのは自分一人という勘違いを 顔に滲ませて近づいてくる 透けて見える心 どうせ不幸になるのに 朝になればきっと邪魔としか思えない欺瞞の愛 差し出される手 ふいに崩れる視界 全てが許されたように輝いていた 地面が近い 街の足音が響く 積み上げた缶の石塔が倒れた 「どうでもいい誰か」が 「どうでもいい私」になって 「愛して」の声は雲のように消えて 聞き分けない私を閉じ込めたベランダ 窓を叩く音 耳を塞いだ 駅に急ぐ人から弾かれて 路上に座り込み夢を見ている私は  ただ救えるのは貴方一人という勘違いを 待ち焦がれる目 不当に煌めく未来 全てに手が届くような気がしていた 羽を捥がれて這いずる姿を写す鏡を見せないで 本当を見せないで 涙よりも冷たく部屋中を濡らす雨 「愛して」の声も洗い流されて 夢寐にしか覚えない朧気な私を 匿えるだけの傘をください あぁやっと分かった 私はいない あぁいつかの「私」が私を笑う 報われるはずのない雨の中
6.
詩/The rain 04:08
明けない夜は無いけれど もう少しだけここに居て 途方に暮れる空を見て 祈りにも似た雨の詩 突然に現れた君は少しだけ 大きすぎる傘を手に持っていた 前に進めずに途方に暮れる僕を見て 君は仔猫を抱き上げるように・・・ 笑った 傍に居たいと思えた ずっと ずっと雨が上がるまで 止まない雨は無いけれど もう少しだけここに居て コウモリガサを手に持つ 君が消えませんように まだ大丈夫 雨は上がらないから ずっと きっと 雨のままで 君は 消えない 消えない ずっと・・・ 止まない雨は無いけれども もう少しだけそばに居て そんな願いも本当は無意味で 無残にも空は晴れ渡る 雨上がりに消える君を 追いかけて叫び続けた コウモリガサは水に濡れ 君の居た場所に落ちていく そしてまた僕は歩き出す 太陽の下 君を忘れながら コウモリガサだけが語る 君と僕が居た雨の日々を
7.
朝目が覚めると 何故か空は青くて ずっと繋いでた指の感覚まで消えそうだ 問題は三日前の紅茶じゃなくて 依然とし て冷たいこの部屋の隅だろう そんな事言ったってまだ 春はもっと遠くだよ? ある晴れた日のこと 君はまだもたれて寝てる そんな君を僕は抱き そして歌うのさ Lalalalalala・・・ It was happy day その小さな窓から見える景色は あれから何か一つでも変わったかな 首がひび割 れた君は部屋でもたれかかってる 少し僕はイライラ またいっしょに歌えたらいいね 朝は誰にだって平等で ねぇ神様 僕が見えてる? ある晴れた日の午後 真冬の朝の現 きっとこれは夢だって 僕も思っていたいさ ある晴れた日のこと 君はずっともたれて寝てる そんな君を僕は抱き そして日は暮れる Lalalalalalala・・・ It was happy day I loved you "ForestBlue”
8.
白くどろりとした生命が始まりを告げる その柔らかな瞳に溢れる光を映した いつだか強く願っていた空は 薄い……膜に 覆われて……赤く燃える 今に蜉蝣は呼吸を止めるだろう 蝉を踏み潰す 木々が騒ぐ夕暮れ 「鬼さん此方、手の鳴る方へ」 いつか見た遠い夏の記憶 擦れ違う女の中 咽喉元まで込み上げる 白く粘りつく命が僕のことを見て嗤う 唯、愛したいから愛されたいから空を求めてたんだ 崩れ落ちる女の上 凡てを知っているひぐらしがないた 蝉を踏み潰す 木々が騒ぐ夕暮れ 「籠目籠目、籠の中の鳥は何時何時出やる」 父に手を引かれ出会った女の中 咽喉まで込み上げる 誰からも望まれた生命が僕の事を見て嗤う 唯、何処からか聞こえる声に応えていたかっただけなんだ 赤く巡る世界の中 白い体は暗闇に消えた 擦れ違う女の中 咽喉元まで込み上げる 白く粘りつく命が僕を見て嗤う ただ愛されたいから、愛されたいのに 其の手を突き出したんだ 叫び叫んでも声は届かずに 凡てを知っているひぐらしがないた
9.
意味を忘れないように 両目を凝らして形を探す いつか見た夢のような 不確かな 安らぎ そっと 風  手を伸ばせば消えてしまうかな それとも僕に気付いてくれるかな いつもの笑顔が戻るなら      かすかに 揺れる・・・ 銀色の髪をなびかせて とても寂しそうに笑う君よ 今は繋いでた手の温もりも届かないほど遠くて そっと 重ね合わせた心が 少しずつ離れてく気がした きっと 君を迎えに行くから変わらずそこにいて 幸せを求めながらそこにある日常を忘れてた 幼き頃の心は死んだはずなのに きっと あの丘で  想い告げれば時は戻るかな いつかみたいに笑っていれるかな 今更すぎる言葉と      かすかに 揺れる 空気 金色に染められた鈴蘭と 何も言わずにうつむく君よ そして 僕はあの日と同じように 何も出来ず立ちつくす そっと 差し出した細い腕じゃ 君の事一つさえ守れずに 空に消えてゆく君の姿を 僕はただじっと見てた 鈴蘭の花が咲く丘で 手を繋ぎ逃げ出したあの日も 何一つとして確かじゃないほど 時が 経って 銀色の髪をなびかせて とても寂しそうに笑う君よ 空は影の形を隠すように 少しずつ変わってく いつか君が笑いながら言った あの言葉が今は痛すぎて 一人立ち尽くす鈴蘭の丘に また優しい 風が吹いた・・・
10.
キミが僕に右の小指をくれた日から夜が少しだけ優しくなった いつものように家を抜け出して死んだ光の中で待ち合わせ スカートが「ひらり」舞って 君の眼元には星が瞬いて 黒髪が夜空みたい  まるで本当に……(?) 「とっくに[タブー]なんて超えてるんだよ?君がボクを手に入れた時点で」 そう言って僕を闇へ連れ去る  でもまだ……少しだけ……その服は脱がないでいて キミの部屋にある本(林木 森、オグナ・ディブ、二葉etc)を眺めて 僕は少しあの理科室を思い出した 唇が触れる ほどに 見つめ合いながら倒れる二人 暗がりに触るみたい まるでありふれた……(?) どうして僕からキスをさせてくれない?予防線なんていらないのに 削れ会いながらいつか二人で無になろう それはきっと とっても素敵なコト 誰にも僕らのことを見つけられないし [理解もできない] きっと だからもう[視線]を気にしないで ねぇ……早く……リボン解いて……僕を夜に…… 生かせて 墜ちてく→堕ちて行く→闇が→そして僕が→君の中で→熔ける様に 声になれない[恋]が今[見せ場]の無いこの夜に……浮かんでは……また、消えた

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NAKAMURA Muku's (tentative)best album

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released December 17, 2023

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中村椋/NAKAMURA Muku Japan

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